三和音【その1】 メジャーコード / マイナーコード

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数あるコードの中でまず最初に押さえておきたいのが『三和音』です。
和音の定義は「高さが異なる複数の音程を同時に鳴らしたもの」なので、二和音でも「和音」と呼べるのですが、コードネームが付いているのは三和音からです。

メジャーコード

まず『C』というコードを見てみましょう。

sample-Cmajor-code01

CまたはCメジャーと読みます。

鍵盤が近くにある方は、視覚的に見てみると良いと思います。

白鍵のみを使ってドの音を探します。
ドから数えて第1音(ド)、第3音(ミ)、第5音(ソ)で構成されているのが『C(Cメジャー)』というコードです。
基本的なコードは、スケールの音を1つ飛ばしで積んで作られています。

少し別の見方を加えてみましょう。
Cメジャーというキー(調)、またはCメジャーというスケール(音階)を考えてみます。

sample-Cmajor-scale

Cメジャーキー/Cメジャースケールというのは「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の7音で構成されている音階のことです。
クラシックだと『ハ長調』とも言いますね。

この中で1番目の「ド」を『ルート(根音)』として、その音自体を『1度』として数えます。

次に第3音の「ミ」は『長3度(メジャー3rd)』と呼び、この第3音はコードのキャラクターを決定する上で重要な音です。
後述のマイナーコードとの違いはこの3rdの音が大きく影響しています。
メジャー(長音階)の場合の3rdの音なので『長3度(メジャー3rd)』というわけです。

そして第5音の「ソ」は『完全5度(パーフェクト5th)』と呼びます。
メジャー/マイナーで変化しない音程には「完全(パーフェクト)」という言葉がつきます。

sample-Cmajor-code02

まあ、コードの話とかをする場合には「3度が~」、「5度が~」みたいに「長/短/完全」などは省略する場合が多いですが、用語としては覚えておいたほうが便利だと思います。

ちょっと難しいと感じても、今は気にしなくても問題ありません。
たくさんコードを使ったり演奏するようになると、意識しなくても理解できるようになって行くはずです。

それでは、もうひとつの三和音、マイナーコードについて見ていきましょう。

マイナーコード

sample-Cminor-code01

マイナーコードの場合も、基本的な考え方は同じです。
『Cm(Cマイナー)』コードはCマイナーというキー(調)またはCマイナーというスケール(音階)を基準に考えます。

sample-Cminor-scale

Cマイナーキー/Cマイナースケールは『ド・レ・ミb・ファ・ソ・ラb・シb』の7音で構成された音階です。

この中で第1音が「ド」、これが『ルート(根音)』になります。

sample-Cminor-code02

ルートから数えて3番目、第3音が「ミb」、ルートからの音程は『短3度(マイナー3rd)』になります。
メジャーコードと比べて半音低くなっているのが分かると思います。
これがマイナーコードを決定付ける重要な音になっています。

ルートから数えて5番目、第5音が「ソ」、ルートからの音程は『完全5度(パーフェクト5th)』、メジャーコードと変わりません。

このように、メジャーコードとマイナーコードの違いは『3度の音(3rd)』の違いです。
3度の音が半音違うとコードの響きが変わり、コードネームが変わってきます。

コードの構成音や音程、スケールの話をする際に、すべて『○度』という言い方をする場合があるので少し混乱しますが、理論書や教本ではよく出てきます。
『○度』というのは「音同士の距離=音程(インターバル)」をあらわす言葉だと覚えておくだけで良いかも知れません。

メジャー/マイナーの三和音は西洋音楽で最も基本的なコードとなるため、三和音という意味の『トライアド』と呼ぶことがあります。
『トライアド』はその他のコードを覚える際の基準にすることができるので、基本的な考え方を押さえておくと便利ですよ。

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