フリジアンスケール


メジャーキーの3番目のスケールがこのフリジアンスケールです。
エスニックで怪しげなな雰囲気を持つこのフリジアンスケールについて、詳しく見て行きましょう。

スケールの構成音

scale-phrygian

IIIから始まるスケールで、独特な雰囲気を持っています。
各音のインターバルはルートから順に半・全・全・全・半・全・全です。

対応したコード

対応するコードは『IIIm7』
テンションとして使用可能なのは11thで、b9thとb13thはアヴォイドノートです。
アヴォイドノートを避けて9thと13thを入れることもできますが、その場合はスケールがドリアンに変化します。

上記以外の例として、『7sus4(b9)』と表記される特殊なコード上で使用される場合があります。

使われるシチュエーション

順次進行や『3625(サンロクニーゴー)』進行でIIIm7が出てくる場合などに使用することが出来ます。

ジャズスタンダードでは『Nardis』という曲の冒頭で使用される事が多いですね。
それ以外にもモードジャズでこのフリジアンスケールが指定されている場合もあります。

他にも、フラメンコに代表されるスパニッシュ系のコード進行上で使用されることもあります。

実際の使用例

『7sus4(b9)』のボイシング例。
sample-E7sus4b9

『Nardis』で使用されるバッキングの一例。
※Em7→FM7の進行がEフリジアン的なサウンドを示唆しています。
sample-nardis

スパニッシュのコード進行一例。
譜例はEメジャーから始まりますが、大きく解釈してEフリジアン的な解釈で演奏される場合もあります。
sample-spanish
またこのコード進行上では、サウンドが似ている『Eハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウ』というスケールを使用することもできます。


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